2017.03.31. Fri

コラム

新しいステージが見えてきた|16期目を終えた心境と次の目標を大西昌宏代表へインタビューしました

4月から17期目を迎えるリビアス。3月は1年間の総決算の年として動いてきました。

振り返ってみると今年1年も様々な出来事がありました。

リビアス代表の大西昌宏に今期の振り返りと来期の目標についてインタビューを行ったので紹介していきます。

目次

攻めか守りでいうと“守り”の1年。組織力の強化に力を注いだ1年だった。
過去最高の売上と利益を記録した年に
来季は新たなステージへ挑戦する年
1年間、本当によくやってくれた。パートナーには感謝しかない。
攻めか守りでいうと“守り”の1年。組織力の強化に力を注いだ1年だった。
−−3月で今期が終わります。大西社長にとって、今期はどのような1年でしたか?

大西:今期は“踊り場の1年”にしようと決めていました。会社が大きくなるためには、店舗展開をしていくことが大前提なのですが、ずっとアクセルを踏み続けると組織は疲弊していきます。ですので、どこかで一度体制を整える年が必要だと思っていました。階段の踊り場のように一度落ち着く場を作って、組織力の強化とブラッシュアップする。そのような時期です。

財務の状況からしても、新規出店をするには初期投資が必要になります。出店して、いきなり黒字にはならないので、新規出店する店舗が多いということは、それだけ財務内容も厳しくなっていきます。未来への前向きな投資なので絶対に必要なのですが、そればかりしていても組織は強くなりません。

ですので、3年間攻めの経営をしたら、1年は守りの年にしようと決めているんです。そのような意味もあって、今年1年は特に守り、つまり組織の中身を充実させることを中心に経営していきました。

パートナーへの教育を徹底したり、既存店の見直しと体制の強化を図ったりですね。新規で出店したのは、前期から契約が決まっていた所だけにして、6月以降は出店しませんでした。

私自身の性格としては、どんどん新しい事業に挑戦したいという事業欲が旺盛なので、それを抑えるのが最大の修行でしたね。

過去最高の売上と利益を記録した年に
−−守りの1年、踊り場の1年にして実際にどうでしたか?

大西:守りの1年にして、ブランド力の強化や知名度の向上、組織力の向上に力を入れていました。その結果、非常にありがたいことに、過去最高の売上、過去最高の利益を出すことができました。

リビアスの経営を学びたいと言ってくださる経営サポート会員様も増えましたし、私が当初予測していたよりも良い結果が出て非常に嬉しいですね。

幹部を中心に、今年1年の意味をしっかり汲み取ってくれて、パートナーが一丸となって仕事に取り組んでくれたおかげだと思います。感謝しかないです。

会社として、特別ボーナスを支給できるようになったので、頑張っていただいた方に還元できるようになりよかったと思います。

−−過去最高の売上を達成できた要因は何でしょう?

大西:既存店の売上が伸びた理由としては、教育を徹底したことにあると思います。新規の出店をしない分、既存店に時間をかけることができました。この業界は、出店して3年経過すると、だいたい売上が落ちて来るんです。だけど、ありがたいことにリビアスのサロンのほとんどは3年たっても右肩上がりで成長してます。

人口は減っている。お客様数は減っている。だけど、その状況でも売上が上がるということは、ライバル店に行っていた人が何かの理由でリビアスのサロンに来て満足してもらった結果だと思います。全てパートナーがお客様に良いサービスを提供しようと頑張ってくれたおかげですね。

パートナーときちんと話をすることで会社の目指す方向を知ってもらう。多忙な中でも大西昌宏が大切にしている考え方です

来季は新たなステージへ挑戦する年
−−来期はまた攻めの年にするのですか?

大西:そうですね。今期お話をいただいていたけど出店できていなかった場所などへ出店していく計画です。

今期を踊り場の1年にしたおかげで、前期までと比べると見える景色が変わったなと感じます。

今期のはじめに目指していた売上30億という壁を突破することもできましたし、今期培った組織力を活かして新たなステージに挑戦できると感じています。

−−大西社長にとって、店舗出店する意味は何なのでしょう?

大西:会社の規模が大きくなることで、昔は実現できなかったことでも形にできるようになるんです。わかりやすい例で言うと、働いていただいている方の給料が増やせたり、ボーナスが支給できたり、新い人を雇うことで一人一人の休みを増やせたり理美容師の幸せを追求できるようになるんです。

ですので、新規出店を行い、会社の規模を拡大することは手段として必要だなと凄く感じます。

−−来季の計画を教えてもらえますか?

大西:来期は、少しアクセルを踏む年にしていきます。今の段階で秋までに13店舗の出店が決まっているので、忙しくなりそうです。

今期計画している事業は、まず、アイラッシュスクールを4月1日に新宿で、4月中旬には札幌に開校します。これが上期で上手くいくようだと、福岡などにも開校したいと思っています。

大阪にスタリアビューティカレッジを作ったことはすごく意味があったと感じているので、東京にも作りたいですね。これは国への手続きや準備が必要なので、早くて来年か再来年になりますが、それに向けての書類作りを進めていきます。

カラー専門店にも力を入れて行くので、今期6店舗だったのを来年は倍の12店舗に増やすことが目標です。

ビューティフェイスは、大丸東京店のような格式高い場所へも出店させていただけることが決まっています。これをきっかけに主力ブランドとしてのサービスを充実させていきたいですね。

ウォーレン・トリコミ原宿店が今期で3期目になるので、確実に成果と結果を求めていきます。リビアスの指標の1つが「3年目に損益分岐を超える」ということなので、ウォーレン原宿店には超えてもらわないといけません。ウォーレンは、そこで働く美容師にとっても夢のあるサロンなので、経営を整えて、店舗展開していきたいなと思っています。

あと、新入社員が4月1日で50人程増えるんです。おそらく、現場も会社も良くも悪くも混乱すると思っています。ですので、今期は環境整備や早朝勉強会、早朝報告会での価値観教育が一層必要になると思っています。組織が大きくなるからこそ、コミュニケーションの場をふやして、価値観教育をさらに強化して、仕組み作りをブラッシュアップしていきたいですね。

−−なるほど。挑戦したいことだらけですね!

大西:得に来期は異業種の会社のベンチマークへ積極的に行こうと思っています。他の業界でやっていて、理美容業界でやっていないことがあれば、それを取り入れたいですし、業界のことばかりしててもナンバー1にはなれないので、積極的に異業種から学びたいですね。

来期は、これまで以上に社員や幹部の研修にお金を使って行こうと思っています。

1年間、本当によくやってくれた。パートナーには感謝しかない。
−−ありがとうございます。では、最後に今期の振り返りをまとめ、パートナーの方へメッセージをお願いします。

大西:今期は本当にリビアスのパートナーがよくやってくれた1年だと思います。心から皆さんのことを尊敬します。

私は自分の経営してる会社なので必死になって当たり前ですが、働いているパートナーも自分の会社のように一生懸命やってくれました。いくら踊り場作っても、現場がやらないと何も生まれないですし、数字も上がりませんし、組織は強くなりません。だけど今年は、幹部をはじめ全員がこの1年の意味を理解してくれて、毎日努力してくれた結果が数字に出たんだと思っています。

既存店は確実に質を高めて業績を上げてくれました。お客様がふえた結果、お客様が評価してくれた結果がこの1年です。1年間本当によくやってくれましたと、労いと感謝しかありません。

来季はアクセルを少し踏んでいきます。無闇やたらに出店はしませんが、出店することによって、組織が大きくなれば、みんなにやってあげれらることが増えていきます。お給料を増やせたり、賞与を出せたり、休みを増やしてあげられたり、この業界では考えられない労働環境が実現できるのも規模感があるからです。

リビアスが目指すのは、経営理念としている「全パートナーの物心両面での豊かさを実現すること」です。それを実現するためには規模を大きくして、組織を成長拡大するしかありません。組織が成長拡大するなかで新しい体験や新しい経験をすることができる。それがリビアスパートナー皆さんの成長に繋がると考えています。

決して規模を大きくする、出店するとういうことだけが目的ではないので、まだまだ色んな不満はあるかもしれませんが、そこは僕を信じてついてきてほしい。それだけです。

会社は確実に去年より良くなっていますし、5年前とくらべると圧倒的な差です。これからまた1年間、そして5年後、さらに成長しているように、ここにいてよかったという環境を作れるように、今いる皆さん全員と達成していきたいです。

4月からまた1年が始まりますが、よろしくお願いします。

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