リビアスでは、半期に1度アセスメントを設定して月ごとの行動計画や目標をたてています。
アセスメントとは、目標を達成するために、月々何を行うのか、目標と計画を定ためのものです。
本社に掲示されているアセスメント
アセスメントを作るのは、店舗の店長です。アセスメントを作るために、2日間、全店長が本社に集まり、情報交換をしながら作っていきます。
全員が集まり、成功例や失敗例を共有することで、より有効な計画をたてれるようになるのです。
リビアスで作っているアセスメントについて、ご紹介していきます。
目次
目標をたて、それを達成するために、外的・内的・人的要因をどのように活用するかを決めていく
お客様に直接働きかける外的要因
外的要因を達成するために、何に取り組むべきかを考える内的要因
達成するためにどのようなスキルや人が必要かを決める人的要因
アセスメント会議には直営店の店長50名以上が参加し情報を共有しながら作っていきます
設定したアセスメントは店舗に掲示し見える化を行う
まとめ
目標をたて、それを達成するために、外的・内的・人的要因をどのように活用するかを決めていく
アセスメントを決める際にまず行うのは、3年後の目標設定です。
3年後に達成したい目標をクリアするために、毎月何を行うべきかを3つの要因にわけて細かく決めていきます。
3つの要因とは、
- 外的要因
- 内的要因
- 人的要因
の3つです。
お客様に直接働きかける外的要因
外的要因とは、お客様に直接働きかける営業活動です。
ここでは毎月の売り上げ目標や客数の目標を考えていきます。
記入例としては
- 月ごとの販促活動に力を入れる。
- キャンペーン期間中に270名集客する。
- 月別エステメニューで5名お客さんを獲得する。
など、売り上げや集客の目標を考えていきます。
外的要因を達成するために、何に取り組むべきかを考える内的要因
内的要因は、外的要因で設定した目標を達成するために、何に力を入れるべきかを記載したものです。
外的要因を達成するためには、どのような準備や仕組みを整えておくべきかを書いていきます。
- 月ごとの販促活動に力を入れる→販促ツールを作る
- キャンペーン期間中に270名集客する→キャンペーンメニューのPOP作成。ニュースレターの作成。
- 月別エステメニューで5名お客さんを獲得する→メニューを作成し、店頭の看板で告知。
など、外的要因を達成するための行動を記載します。
達成するためにどのようなスキルや人が必要かを決める人的要因
人的要因は、外的要因や内的要因を達成するために、どのようなスキルが必要か。どのような打ち合わせが必要かを書いていきます。
店舗で働くスタッフの行動を示すものとなります。
- 月に1回以上は早朝勉強会に全員参加する。
- メニューの流れ、技術をもう一度チェックする。
- 振り返りミーティングを行う。
などが該当します。
アセスメント会議には直営店の店長50名以上が参加し情報を共有しながら作っていきます
東日本・西日本と別れて行うアセスメント会議の日には、全店長が集まり2日間をかけて決めていきます。
集まって行うことで、成功した事例や体験を共有し、次に生かすことができます。
同じ業態、同じサービスで店舗展開しているので、うまくいった事例や失敗した事例は1店舗のみでなく、その他多くの店舗に当てはまることがあります。
そのため、全員集まれる日を設定し、情報の共有を行いながら進めているのです。
設定したアセスメントは店舗に掲示し見える化を行う
アセスメントは、設定することが目的ではありません。
実現されてこそ意味があるのです。
そのために、サロンのリーダーである店長が自分のお店に合わせた目標や行動計画を設定することが重要であり、日頃から行動に移せるようにしておくことが必要となります。
設定したアセスメントは、店舗のわかりやすい場所に掲示し見える化しておきます。
店長自身も日々の業務に追われ、毎回毎回スタッフに指示をしてられません。
アセスメントを活用し、見える場所に掲示しておくことで、大きな方向を示す1つの道具として使っていきます。
まとめ
アセスメントは6年以上リビアスで続いています。これもリビアスの多店舗展開を支える文化です。
アセスメントは設定すればエリア長→事業部長→副社長→社長と承認が回っていきます。
最終的には、社長である大西昌宏の承認が降りなければ、完成ではありません。社長が納得するように、綿密な計画をたてて、プレゼンを行う。そうして、アセスメントは決まっていきます。
多店舗展開を行うことで、情報共有ができるという強みがあります。それを最大限活かすために、あえてアセスメントを設定する日を設けているのです。