全国でも珍しい理美容師が共同で授業を行うスタリアビューティカレッジ大阪|0から文化を創り上げた矢野教務部長にインタビュー

スタリアビューティカレッジ大阪は2014年に設立された、理美容師養成校です。

1学年40人の生徒を受け入れることが可能であり、2016年には記念すべき第1期生の卒業生として17名の理美容師を産み出しました。

そのスタリアビューティカレッジ大阪で教務部長をされているのが矢野善信(やのよしのぶ)さんです。矢野さんは、スタリアビューティカレッジ大阪の開校と同時に教務部長に就任、何も無い0の状態からこの学校の文化を創りあげられました。

「生徒とできるだけ近い距離感で接し、教師と生徒ではなく、先輩と後輩のような感覚で指導にあたっています」と話される矢野さん。インタビューを通じて、矢野さんが働くことになったきっかけや、この学校への想いを伺うことができました。

0からのスタート。不安もありましたが「これも何かのご縁」と思い働くことを決めました。

ーー2014年の創業時からこの学校で働いているとお聞きしました。0からのスタートとなる学校の教員となることは、かなり勇気のいる決断だったかと思います。どのようなきっかけで働くことになったのか教えていただけますか?

矢野:私の妻がリビアスで働いていまして、妻の繋がりで大西社長と出会ったことがきっかけでした。

当時、理美容の専門学校で教員を行っていたこともあって、大西社長から「理美容の専門学校を開校しようと思ってる!意見を聞かせて頂きたい。」と言われました。

理美容の学校を運営し続けるのは、今の時代本当に大変なんです。実際、潰れていく学校が多いことも知っていましたし、かなり困難だと感じていました。0からのスタートは、私も体感したことがなく「教員になって」くれないか?とお話しを頂いた時も、大西社長にお願いして考える時間を頂きました。

ーーそこから、どのような心境の変化があったのでしょう?

矢野:きっかけは、昔一緒に働いていた方が、この学校で教師をすることを決めたと聞いたことでした。

このような学校の運営で大事なのは「生徒をどう集めるのか」つまり「どうやって広報していくか」ということなんですね。そこで、以前、同じ職場で広報を担当していた方が働くことを知った。実際の仕事ぶりも見ていましたし、それなら大丈夫だろうと感じ、前向きに考えるようにしました。

大西社長や昔の同僚と出会えたのも何かのご縁だろうと思い、ここで教員としてスタートを切ることを決めました。

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2016年に卒業した第1期生の90%は店長として活躍中!

ーー矢野先生がここで働いてよかったと思うことはどのようなことですか?

矢野:何もない0からのスタートで創り上げていく、そうした新たな挑戦ができるのは非常に良い経験です。

今までは、すでに形があって、ノウハウがあって、やることが決まっている場所に入って、そこのやり方に合わせるようにしていました。ですが、それを一から自分で考えながら全てやっていく。それが私にとって凄くプラスになりました。

もちろん、これまでの職場でたくさん経験させていただいて、成長させてもらえたから、生かすことができています。ですので、以前の職場にも非常に感謝しています。

ーー学校を卒業してからの進路は皆さん決まっているのですか?

矢野:リビアスの社員の方は、卒業すればビューティフェイスやビューティアイラッシュなどのサロン勤務になります。学校で勉強している時から授業が終われば、それぞれのサロンに働きに行っているので、2年間の学校生活をしながら、現場の仕事を覚えることができます。

学校の授業でも現場で使える手技を習う時間も設けています。卒業後は即戦力として働くことができるので、2016年に卒業した第1期生の90%がすでに店長になっています。

ーーありがとうございます。では、最後にこれからの目標を教えてください。

矢野:まずは、なにより学生の数を増やしたいですね。

今の生徒数は、2年生が11人、1年生が13人です。定員は理容科が25人、美容科が15人の1学年40人なので、まだまだ足りていません。ですので、一人でも増やすのは喫緊の課題ですね。

あとは、本校のように組合で運営する小規模の学校は他にもあるのですが、全国展開している学校はありません。

ここがスタリアビューティカレッジ「大阪」なのも、ゆくゆくは「スタリアビューティカレッジ東京」や「スタリアビューティカレッジ名古屋」「スタリアビューティカレッジ福岡」など、全国に展開していきたいとの想いがあるからです。

理美容師のプロを養成する学校として、生徒数も規模も大きくしていきたいですね。

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