リビアスが運営する理美容総合学校「スタリアビューティカレッジ」では、未来の幹部職員育成のために様々な教育研修を実施しており、「経営の感覚」を学生のうちから身につけることで、将来、会社を背負っていける人材の育成を目指しています。
学校に通っていると「国家資格の取得」が目的になりがちですが、
- 店舗を経営するとはどういうことなのか?
- 利益を上げるためには何をしていけば良いのか?
などについて勉強する機会をスタリアでは設けています。
今回、紹介するMG研修もその教育の一貫です。
▼MG研修について詳しくはこちらの記事で紹介しています▼
マネジメント・ゲームというゲーム感覚で経営を学べるボードゲームを使い、
- 赤字がでるとどうなるのか?
- 何をしたらお店は潰れるのか?
- 繁盛するためには何をしたらいいのか?
などについて学んでいきます。
▼MG研修の様子はこちらの動画でもご覧いただけます▼
学生時から学ぶ「美容室の経営」
MG研修はソフトバンクの孫正義社長もオススメしているボードゲームです。ソフトバンクの経営を学ぶ「ソフトバンクアカデミア」でも導入されており、ゲームの中で失敗を繰り返すことで、数字に対しての意識や感覚を身につけていきます。
今回のMG研修は「期首処理→経営(ボードゲーム)→期末処理(決算)」という流れを1期としてゲームを進め、2日間の研修で合計4期繰り返します。
- 銀行から借り入れをおこなうとどうなるのか?
- 現金(キャッシュ)がなくなるとどうなるのか?
- 売り上げを上げて、利益を残すためには何をすべきなのか?
などについて学んでいきます。

ゲームを通じて、「MQ会計」という戦略会計を学びながら数字に強くなることを目指します。



1期が終われば決算書を自分で作成します。1年間の成果を振り返り、次期に向けての戦略を考えるきっかけです。
実際のサロン運営でも使用する決算書を学生のうちから読み書きできるようにしておくことで、経営感覚を身につけることを目指します。



学生の時から経営を学ぶ意味
今、美容業界は大きな転換期にはいっています。
美容師を志す若者の数は減少する一方で独立開業する美容室は増えており、競争が非常に激しい業界です。理容・美容を合わせると35万店以上の店舗があり、その90%は独立後5年以内に潰れているというデータもあります。
学生のうちは実感をもつことは少ないですが、卒業しサロンに勤務すればいかに利益をあげるか、顧客を獲得するかを考えていかなければいけません。競争の激しい業界の中で勝ち残るためには、経営について学び戦略的な考え方を持てる人材が必要になるのです。

スタリアビューティガレッジを卒業した学生のほとんどは、リビアスが運営しているサロンに配属されます。学生のうちに経営や会計について学び、そこに現場での経験を通じて利益を上げる方法を身につけた人材は企業にとっても大きな戦力です。
リビアスでも
- MG研修で戦略会計について学ぶ
- 中長期計画を設定する
- 実行計画を設定する
という流れを半年毎に繰り返し各店舗の目標設定をしています。学生のうちに基礎を学んでおくことで、現場に出ても遅れをとらない人材となるのです。
一朝一夕では培われない貴重な人材を育成し、将来の幹部職員を育てるために経営についても勉強することがスタリアビューティカレッジの強みの一つでしょう。
▼MG研修の様子はこちらの動画でもご覧いただけます▼